富山県福光町は三方を山に囲まれた砺波平野の一角に医王山の秀嶺を背負い

小矢部川が貫流しています

砡材はこの静渓に算出する本邦唯一の石材で、黄・紅・紫・白・淡茶・濃青などその色彩は多種多様で、中国玉に勝る美しさと硬度を有しています

明治の初め、福光の素封家 石崎和善氏が若狭の国(福井県)より瑠璃細工師を招き 製作させて賞玩したのが始まりとされています。